アトリエ萠美は東京都世田谷区にある個性をのばす受験絵画造形教室です。

東京都世田谷区にある個性をのばす
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オンラインストア オープン

 

2017年度の受験を振り返って

 
絵画工作における2017年度の受験の特徴は、動物園にいる動物や水族館にいる魚を描く内容の学校が多かったように感じます。
 
それは、各小学校の考査内容の情報を集めた結果、共学校でも女子校でも同じでした。
 
また、今までは工作が出ないとされていた女子校で工作が出たり、工作だけしか出ないとされていた学校で絵画が出たりと変化を感じた年でした。
 
「絵しりとり」は毎年どこかの学校で必ず出題されているので、当アトリエでは準備を欠かしたことはありませんでしたが、今年、驚いたことは、15年以上も前の試験内容と類似したお題が出た学校がありました。
 
出版されている各小学校の過去問の本には載っていないお題でした。
 
先日、親子そろって喜びの合格報告にアトリエまで来ていただいた時に、今年の慶應義塾幼稚舎の試験は「創造画プリントを毎回アトリエ萠美でやってもらっていたので、抵抗なくできたのだと思います」と言っていただき、とても嬉しかったです。
 
そのお子様は幼稚舎だけでなく、受験した全ての小学校から合格をいただだくことができました。
 
考査自体、絵や工作物の完成度を評価したものではないと思いますが、あらゆる準備をすることで絵が上手に描けたり、工作物が自分のイメージ通りに出来上がるに越したことはありません。
 
なぜなら、描ける絵の引き出しがたくさんあると行動観察の時に自信を持ってものぞむことができて、リーダーシップを発揮することができます。
 
また、工作物が手際よく出来上がると心に余裕が生まれ、その後、工作物を使って楽しく遊ぶことができます。
 
そうなれば自分も嬉しいし、聞かれたことに対して元気よく応えることができて、本来持っている自分らしさが出てくるものです。
 
短い考査時間の中でテスターの方々に、いかに自分をアピールできるかが、合否を分ける大切なポイントになる学校も実際に増えてきています。
 
 

オンラインショップが必要と感じた理由

 
アトリエ萠美 オンラインストア がオープンすることになったのは、保護者様の自宅でもできる家庭学習教材が欲しいというご要望に応えるためです。
 
もう一つの理由は、家庭教師のご依頼をいただきましたが、今年からはアトリエから10㎞圏内のご家庭と制限させてもらいましたので、お断りすることになってしまい、大変申し訳なく思っております。
 
何件かは遠隔指導という初めての試みをしてみましたが、遠隔指導だけの対応よりは、教材をお手元に届くようにした上でのメール指示と添削作業の方が、よりわかりやすいと判断するにいたりました。
 
教材は受験に成功した保護者様からのアンケートの結果、「小学校受験で役に立った」というお声の高かった順番に今後は商品化を進めて参ります。
 
 

2016年は創造画と構図画に決定

 
2016年は基礎力を作るために創造画と構図画に絞りました。
 
創造画コレクションの演習は、絵の引き出しを増やしたり、瞬時に絵画化を求められる「絵しりとり」にも対応できるようになります。
 
構図画コレクションは小学校受験で出題頻度が高いサブジェクトである、水族館・動物園・宇宙の絵 を取り上げてあります。
 
描きたい気持ちはあっても、どこにどのくらいの大きさで描けば良いのかを悩む生徒さんは多いです。
 
そんな時は、ガイドに従って構図画演習プリントを進めることによって無理なく練習できる内容になっています。
 
欲しいと思った時、瞬時にお手元に届くようにデータ化してダウンロードを可能に致しましたので、家庭学習教材として、どうぞお試し下さい。 
 
 
  
2016.12.17 アトリエ萠美 講座ブログ 投稿記事より
 
 
 

絵画講師 誕生秘話 その1  

 
 
そもそもクリエイティブな仕事をしていた私が、どうして絵画講師になったのでしょう。
 
2004年
ジュエリーデザイナーとして宝飾業界で仕事をしていた私ですが、子どもが小さい間はできるだけ子どもと過ごす時間を優先したくて、仕事をセーブして子ども中心の生活をしていました。
 
子どもが幼稚園の年長児になった10月のある日「月に1回幼児教室で5歳の受験生達に絵を教えてほしい」と友人から依頼されたのです。
 
私は小さい頃から絵を描く事が大好きで、大学は芸術学部に進み絵画の基礎を学び、デザイン研究所で専門性を高める勉強をしたので、絵を描くことに自信はありました。
 
また、月に1日だけなら子育てに影響はしないと判断したので、喜んで引き受ける事にしました。
 
しかし、実際に集団授業で子供達に絵を教えてみると、驚く事や戸惑うことばかりで自分の無力さを思い知らされることになったのです。
 
同じように教えていても描ける子と描けない子がいたり、月齢によっても理解度が全く違う場合もありました。
 
生まれてから何を見て、どんな風に育ったのか家庭環境によっても、子供が表現できる対象物が、違ってくることがあることすら知りませんでした。
 
集団での授業の難しさを、初めて痛感することになったのです。
 
また、同時に様々な疑問が湧いてきました。
 
子供はどのような発達段階を経て絵を習得していくのだろうか。
 
大人は子供の発達に合わせて絵画においてどんなステージをいくつ用意してあげるべきなのだろう。
 
子供が楽しく絵を学べる教材はあるのだろうか・・・
 
と考えるようになっていきました。
 
2016.12.17 アトリエ萠美 講座ブログ 投稿記事より
 

 

 


絵画講師 誕生秘話 その2

 
 
絵を描く事に自信はありましたが、私は絵画講師としてはあまりにも未熟でした。
 
なぜなら集団授業で瞬時にお子様のレベルに合わせて対応する能力まではありませんでした。
 
様々な疑問点に答えを出して、絵画講師として1日も早く自信を持って満足のいく授業をしたいと願う気持ちが強くなっていきました。
 
そんな強い思いから大学に行って、子供がどのようにしたら楽しく絵を学んでいけるのか、専門的に教授法の勉強をする決心をしたのです。
 
一度社会を経験した私が必要に迫られて学ぶわけですから真剣です。
 
発達心理学、教育心理学、子ども社会学、伝承文学概論、児童文学などなど子供に関する様々な学問的な勉強を夢中でしていたら3年という月日が流れていました。
 
さすが大学という教育機関、疑問に思った事柄に対しての解決の糸口が見つかるべく、あらゆる書籍が図書館に貯蔵してあり、大変参考になりました。
 
平行して、子供が夢中になれる絵の教材を探し始めましたが、残念ながら日本では見つかりませんでした。そこで子どもを連れて外国の書店を巡る旅に出ました。
 
外国から資料として購入してきた本を見ながら、実際に描いてみて検証をしてみたところ、大人の私には楽しく描けたのですが、小学校受験を控えた5歳の子供たちの発達段階に照らし合わせると、ハードルがやや高いものでした。
 
もう少し細分化された資料はないかと大学院でおもちゃ研究を専門的にしている友人やゼミの仲間達にも協力して調べてもらいましたが、見つかりませんでした。
 
 2016.12.18 アトリエ萠美 講座ブログ 投稿記事より
 
 
 

 

絵画講師 誕生秘話 その3

 
 
そこでクリエイターの血が騒ぎました。
 
この世にない以上は、自分で作るしかないと決意し、教材を作って集団授業で使わせてもらうのはどうだろう・・・と考えました。
 
毎月、絵を教えに行っていた幼児教室の校長先生は快く、私の持ち込み教材を承諾してくださりました。
 
結果、生徒さん達は絵を描くことに喜びを感じて、絵がどんどん上手に描けるようになって、小学校に巣立って行きました。
 
心から感動しました。講師としてこんなに嬉しい事はありませんでした。
 
その頃からです。
 
生徒さんのレベルに合わせて教材を作るのが楽しくなり、月に一回幼児教室で絵画の授業をするのがとても待ちどうしくなっていき、「早く教えてみたい、子供達の笑顔が見てみたい」と切望するようになりました。
 
生きがいを見い出した瞬間でもあります。
 
そして、子育てがひと段落したら、私もいつか自分のアトリエを持って子供たちに絵を教えてみたい、と考えるようになっていきました。
 
2011年  長い構想期間を経て、自宅の1階を改造して「アトリエ萠美」が誕生して、現在も私が開発した教材を使って楽しく授業をしています。
 
2016.12.19 アトリエ萠美 講座ブログ 投稿記事より